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min628

Author:min628
いつまでたっても上達しませんが、文鳥や野鳥の写真を撮るのが好きです。ときどき本について書くことがあると、長くて読むのがたいへんです。すみません。(鳥鳥文鳥とは、鳥話の間に時々長文が入るという意味だったらしい)
通称(文鳥の)世話人と呼ばれています(←飼い主とは認めてもらっていないらしい)
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カヌーに乗りたい

Tue.13.07.2010 0 comments
カヌーは私の憧れの乗り物でした。当時はスラローム競技やレースカヌーしか知らなかったので、こんなハードなスポーツには縁がないと思っていました。ところが、ツーリングカヌーというのがあって、乗りたいと思う気持ちがあれば乗ることの出来る乗り物だということを教えてくれたのが、野田知佑さんでした。川の流れに乗って、逆らわずに、たゆたうという乗り方もあるのだということ、そして、水の上から眺める世界がどんなものかを教えてくれました。

私も機会を得て、はじめは静水で練習し、しだいにゆるやかな流れにのって漕ぎ進み、ようやく(インストラクターさんに同乗してもらってですが)釧路川を漕ぐ機会を得ました。視線が変わるとものの見方が変わるというのが分かる気がしました。航空機から地上を見たときのように。水面からの視線は新鮮な驚きでしたが、私にとってはもうひとつ、それは水鳥の視線でもありました。彼らの世界へちょこっとお邪魔した感じ。野生の緊張感はありませんが・・・。一生懸命パドルを漕ぐもよし、のんびりたゆたうのもよし。思った通り、カヌーは心地よい乗り物なのでした。

本を読むときはあのときの感覚を思い出しながら読みます。
野田さんのカヌー本はいろいろありますが、私はちょっとハードな『北極海へ』が好きです。アラスカという、日常とかけ離れた世界へ、たったひとり(カヌー犬ガクが一緒ですが)漕ぎ出す緊張感が、読むときは心地よいから。いろいろな人との出会いもあります。ひとりで森に暮らし続ける男、通信教育で学び、大学へ入ったときにフラットな床にびっくりする若者(彼の家は父親のセルフビルド。床は手で削った板なので、でこぼこだった)イヌイトやインディアン。そして、安田という日本人。野田さんは毎日銃を撃ち、釣りをして食べ物を得、ときにはグリズリー(熊)の気配に目覚める夜。・・・こう書くとすごいけど、野田さんは淡々と出来事を綴っていきます。そこがまたカッコイイ!

野田さんはほんとうの教養というのは、たった一人で生きてゆけるということだ、と言っています。そして、文明の果つるところでも文庫本やペーパーブックスを持っていって読み、読み終わるとたき火にくべて荷物を軽くします。身の回りの持ち物も最小限で暮らしていますが、机と椅子は読書や書き物をするのに必需品だと、折りたたみのものを持っていくのです。
そういう野田さんの姿を読むたびに、私も精神をシェイプします。

梨木香歩さんは『西の魔女が死んだ』を書いた小説家です。梨木さんも、カヌーというと、オリンピックのカヤック競技のように、スポーツから入らないといけないように思っていたそうです。
イギリス留学中にカヌーと出会い、ファルトボート(組み立て式カヌー)で川や湖を巡るようになります。ファルトボートは軽いとはいえ、畳んでもかなりの大きさですし、重さもあります。組み立てにも力がいります。梨木さんは、とまどいながら、非力ながらも助けを借り、知恵を借りてカヌーを運びました。そのうち、組み立てもうまく省略してそのままクルマに積む工夫をします。そしてどこへでも出かけてゆき、たったひとりで水面の視線へと滑り出してゆきます。

霧の深さ、水面の様子、小さな物音、光のさす色を感じながら、梨木さんの感性が、だんだんとぎすまされてゆきます。鳥との出会いの描写もあります。すてきな時間が流れます。わたしもこんなふうにカヌーに乗りたい・・・。野田さんとはまるでちがった描写なのですが、これもまたすてきなカヌー体験だと思いました。
エッセイ『水辺にて』のなかで、あるダム湖に村が沈んでいると知り、村にはどのような歴史があり、どのような人たちが住んでいたのかを、調べはじめるくだりがあります。そこからさまざまな物語を読み取りながら、カヌーは湖面を進みます。こちらも本を読み進むうちに、いつのまにか梨木さんの世界に迷い込んでいる自分に気づかされるのです。荒い流れに巻き込まれそうになれば、そんなときでも物書きとしての性分が働いてしまい、頭の中でドラマチックな姿を勝手に描写してしまうという梨木さん。でも、恐怖に怯えていては荒瀬をのりきることはできません。こういうたくましさがなければ、ひとりでカヌーにのることはできないと思いました。
表紙に使われている写真は、故・星野道夫さんが撮影された、星野さん所有のカヌーの写真で、そのときのエピソードも書かれています。

3冊目を紹介しなくてはなりませんが、野田さんがすすめていた『宇宙船とカヌー』は絶版だし、内容も軽くないので読みにくいし・・・。ほかにもカヌーの出てくる本はあるけれど、どうしようかな。

ここは絵本『赤いカヌーに乗って』にしましょう!おかあさんとおばさんと一緒に、はじめて川下りをする姉と弟の絵本です。この絵本のすごいところは、カヌーに乗ったらどんなことが起こりうるのか、そのほとんどすべてが描いてあること!(笑)
はじめてカヌーに乗る二人はわくわくしています。そして、期待にたがわず、川岸でキャンプしたり、魚を釣ったり、泳いだり、楽しいことがいっぱい!でもそれだけじゃない。急流もあれば雨の降ることもある。そして、カヌーから落ちることだって!そういうことを、初めてのツーリングでことごとく体験する二人。
もうカヌーなんかこりごりになっちゃうんじゃないの?!と、ちょっぴり心配になってしまいますが、どうやらだいじょうぶみたいです。カヌーツーリングのHOW TO本としても、楽しく読むことのできる絵本になっています。

・・・ここまで書いてきて、現在絶版でないのは梨木さんの本だけということがわかりました(汗)そうかぁ、野田さん、もう??年前から読んでるものなぁ・・・(しみじみ)でも、アマゾンで古本が流通しているため、このまま紹介しておきます。興味があれば図書館などでも探してみてください。








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