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min628

Author:min628
いつまでたっても上達しませんが、文鳥や野鳥の写真を撮るのが好きです。ときどき本について書くことがあると、長くて読むのがたいへんです。すみません。(鳥鳥文鳥とは、鳥話の間に時々長文が入るという意味だったらしい)
通称(文鳥の)世話人と呼ばれています(←飼い主とは認めてもらっていないらしい)
写真はサムネイルです。クリックで拡大します。

宮城県からブログを発信するカモミールさん
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海の上をウトロから羅臼へ

Fri.25.06.2010 5 comments
今日は小型クルーザーで、知床半島を越え、約三時間半、羅臼までのクルージングです。いつ雨が落ちても不思議ではない天候なので、中止になるかと思いました。救命胴衣の他に中綿入りのコートまで着せてもらったのに、後半は冷たい雨に打たれて、寒くて死にそうだったので、そのときは「中止ならよかったのに!!」と思うことになるのですが。

昨日歩いたフレペの滝の下に来ました。エンジンを止めて湾に近づきます。滝はそっちのけでカモメのコロニーを撮る私・・・。
カモメたちのコロニー

♂が♀にむかって、「ここはどう?あっちがいい??」などとくどいています。(←ホントか?)
カモメペア

ほかにもヒメウやカモメが断崖の上で繁殖の季節を迎えていました。
ヒメウ、ウのコロニー

このあたりにはケイマフリという海鳥がいます。アイヌのことばで「足が赤い」という意味だそうです。知床にはもう250羽くらいしかいないといわれています。クルーザーから撮影したつもりでしたが、鳥も船も動いているので、きれいに撮れませんでした。証拠写真だけ・・・(泣)
ケイマフリ(心霊写真ふう)

私たちともう一組のご夫婦しかお客がいなかったので、今思えば船を停めて!!と言えば良かったです(泣)もう一組のご夫婦も写真を撮りたいと言っていたのに。ウトロ側にしかいない海鳥なので、羅臼側ではほとんど見ることができませんでした。

このあとはずっと雨で、知床連山は雲の中。昨日知床峠に登っておいてよかった。今日はとても幻想的な風景になっています。点在する番屋の他は人工物がない景色はすばらしく、いくら見ても飽きませんでした。
ええと~・・・

知床は増えすぎたエゾシカの食害で、花も食べられてしまっているところが多いのですが、エゾシカの来られない断崖には花が残っています。エゾカンゾウ、スカシユリ、ヒオウギアヤメなどが咲き乱れていました。
断崖の原生花園

いちおう観光地だから、書いておこう。「カムイワッカの滝」は温泉の滝です。上流に入浴できる場所があったのですが、落石のため今は入ることができません。
カムイワッカの滝

これは「男の涙」というそうな。男泣き?ここも温泉の滝なんだけど、見るからに入りに行くのは無理ですね(笑)
カムイワッカの滝

カシュニの滝。
カシュニの滝


奇岩石と言われる崖もたくさん紹介してくれましたが、鳥に関係なかったからいいや(笑)これはたぶん名もない岩ですが、気に入って撮りました。知床半島の、独特の地形がよくわかります。
奇岩石

「いた!!」双眼鏡で半島を見ていた船長さんが叫ぶと、クルーザーが近寄り、エンジンを止めます。断崖の上にいるヒグマ。
ヒグマ(大)1

「寝ていたのが今起きた」ところだそうです。ヒグマを見慣れたはずの船長さんが「こいつはでかい!」と驚いていました。海からでよかった・・・。
ヒグマ(大)2

ほかにももう一カ所でヒグマを見ました。こちらはお座りしていましたが、立ち上がって向こうへ行くところでした。
ヒグマ(中)1

ヒグマ(中)2

エゾシカの群れ危うし・・・!!
ヒグマの先にいるエゾシカの群れ

・・・かと思いましたが、ヒグマはエゾシカを襲うことはめったにないそうです。(死骸を食べることはある)エゾシカも気配を感じてさっと逃げてしまいました。人間なら逃げないのに。なめられてるぞ、人間。
天候は最悪でしたが、「ヒグマを二回もみられるなんて運がいいよ~、晴れていても見られないときだってあるんだから」と船長さんが慰めてくれました。この船長さんはとてもガイドがうまくて、鳥のことにも詳しく、カメラマンでもありました。クマを見つけるのも上手なひとだったようです。でも、私、ケイマフリがもっと見たかったです・・・(泣)

羅臼側に来ると、沖にはミズナギドリがたくさんいました。オーストラリアから渡ってくるのだそうです!
オオミズナギドリ

このころはもう土砂降りでした。
羅臼側ではクジラやシャチウオッチングの予定でしたが、雨のため出現が期待できないということで、時間を切り上げて羅臼港に入りました。クルーズ終了です。

こんどは羅臼からウトロまで、知床峠を越えてクルマで帰りました。運転してくれたお兄さんは羅臼に住んでいるので、ここが毎日の通勤路だとか!ヒグマ、キタキツネ、エゾシカとの遭遇数知れず。「帰り、夕方がヤバイっすよ」と言っていました。そうだろうなぁ。冬は雪だってハンパなく積もるだろうし。いやはやハードな通勤路です。

おひるごはんに、クルマで送ってくれたお兄さんに教えてもらったお店で、海鮮の太巻きを食べて大満足!(←クルーズのたいへんだったことはすぐに忘れる)巻き寿司のひと切れひと切れが海鮮丼!という贅沢なもの。一人ではとても食べきれない量でした。連れは知床産のボタンエビやウニ、クジラなど珍しい握りばかり10貫です。ごちそうさま~。
寿司

あとはもう帰るための移動です。宿ではこの子にもちゃんと会いました。
エゾリス

チミケップ湖で見たヒガラ。ここには山へはいる遊歩道があって、ツツドリ、コガラ、コマドリなど、山に住む鳥の声がたくさん聞かれました。こんどゆっくり散策してみたいところです。
ヒガラ

まだ少し時季が早かったキスゲ。これが一面に咲くと、湿原がにわかに華やかになります。
キスゲ

スカシユリの由来は、花びらの元のところに隙間があるからだそうです。道ばたにもこんなに見事に咲いていました。
スカシユリ

やはり知床は奥深かった。日常ではない別の世界に踏み込んだようでした。「またぜひ訪ねたい!こんどはケイマフリを見るぞ!!」・・・と言ったら連れは「今度は流氷とオジロワシでしょう」と言いました。猛禽はあまり興味ないのですけど、冬にまた来られる機会があったら、きっと来るでしょうね!

余談ですが、今回の北海道は気温が高くてびっくりしました。知床だからと長袖しか持っていかなかったのですが、昼間は半袖でもよかった。私が戻った翌日、北見で観測史上始まって以来の37度を記録しました。

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- comments
5 comments
うらやましい(*´∀`*)
素敵なバケーションを過ごされてたのですね! 羨ましいなぁ♪
天候は仕方ないとして、夏休みだと観光客だらけで大変だったかも?
知床は行ったことないんですが、今や一大観光地ですもんねぇ。

原生花園は竹田津さんの「子ぎつねヘレン」でも出てきますよね。
北海道みたいな場所は、できれば時間をかけてゆ~っくり周りたいです。
観光地というより、自然や四季を楽しむ場所ですから。

ヒグマも見てみたい(>_<)
以前TVで熊が鹿を走って追いかけて捕まえる映像を見たんですが、
熊があんなに足が速いとは・・・。地上では会いたくないですよね(笑)

羅臼といえば、やっぱり流氷のイメージです。
寒さも相当だと思いますが、ぜひ冬にも行ってみて下さい!
私はまずは、釧路のタンチョウを見るのが第一目標です。
Re: うらやましい(*´∀`*)
カモミールさん
世界遺産になった知床、その当時は賑わったそうですが、今は落ち着いて、観光客も少なくなっているそうです。でもやはり夏休みはハイ・シーズンですね。私、これまで旅行にほとんど行くことが出来なかったんです。だから、1年に一度だけ、大好きな道東へ行かせてもらうようになって、嬉しくて仕方ありません。でも、いつもひととおりの観光で終わってしてしまうので、いつもまだ見たいものがたくさんあるのに、と思いながら帰ってきます。ほんとうは、知床ににじっくり腰を据えて、何日か滞在したかったのですが、私の場合、どうしても移動に日数をとられてしまうので、限られた休暇のなかでは2日しか滞在できませんでした(泣)鳥を見ようと思ったら、早朝から活動したいのですが、連れはゆっくり寝ていたいといいますし・・・。今はまだ冬の旅行ができませんが、知床へはいつか、冬にも行ってみたいと思っています。カモミールさんだったら、知床はおすすめです。釧路のタンチョウはカテゴリ「2009道東」にUPしてありますので、よかったらごらんください。
こんばんは。
ご無沙汰しておりました。

「道東」満喫されてお帰りになったのですね。
minさんの記事を拝見して道東の素晴らしさを再認識しました。
まだまだ地元民であるワタクシも体験していないものがたくさんあります。
クマさんやミズナギドリさんも見たことがありませんし。

冬にも来られるようになるといいですね。
人がぜんぜんいなくて「あずましい」ですよ(*^。^*)
Re: こんばんは。
チビヤクさんへ
すみません、雷がひどいので、パソコンを落とします。
明日コメントのご返事を書きます。
Re: こんばんは。
チビヤクさん

ひどい集中豪雨と雷から一夜明けたら、近隣の町がたいへんなことになっていました・・・。
あらためましてこんにちは。道東は、これぞ北海道!という場所がたくさんあって、何度訪れても尽きない魅力があります。でも、私はただの旅行者としてしか道東に居られないので、余計にそう見えるのでしょうね。ほんとうは冬も過ごしてみたいのですが、まだ叶いません。
知床にはほんとうに圧倒されてしまって、こちらに戻っても仕事が手に着かないくらいぼ~っとしています(←オイ!!)珍しい鳥も居て、クマもエゾシカも身近でしたけれど、私は日常の鳥との距離がとても近いような気がするので、北海道へ行くと、そのことが一番嬉しいです。
知人の家の何気ない道東の風景のなかにも滞在しましたが、観光地より落ち着きます。冬は厳しくて大変でしょうけれど、私はやはりそちらに住んでおられるチビヤクさんがうらやましいです。
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