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min628

Author:min628
いつまでたっても上達しませんが、文鳥や野鳥の写真を撮るのが好きです。ときどき本について書くことがあると、長くて読むのがたいへんです。すみません。(鳥鳥文鳥とは、鳥話の間に時々長文が入るという意味だったらしい)
通称(文鳥の)世話人と呼ばれています(←飼い主とは認めてもらっていないらしい)
写真はサムネイルです。クリックで拡大します。

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『蜻蛉玉』(とんぼだま) 内田百間(うちだひゃっけん)

Wed.29.07.2009 4 comments
野鳥に関してはいろいろなひとが本に書いています。では、そういう人が自分でも小鳥を飼っているかというと、必ずしもそうでもないようです。野鳥に関心のあるひとは、たいてい「小鳥をかごに入れて飼うなんて!」と言うからです。(私もかつてはそう思っていました)
たしかに、その昔、姿やうたごえを愛するあまり、かごに閉じこめてしまう愛鳥家が多かったのも確かです。メジロ、オオルリ、ウグイスはじめ、いろいろな野鳥がおびただしい数捕らえられ、売られ、かごの鳥になっていきました。それがかずかずの悲劇を生んだことは否めません。

江戸時代、江戸のひとたちは、たいへん小鳥を愛好したようです。平和な世にペットブームがおきて、外国から珍しい鳥がたくさん輸入されてきました。また、たくさんの野鳥も飼い鳥にされました。戯作者の滝沢馬琴も小鳥好きで、鳩やカナリアを多く飼って、繁殖もしていました。小鳥の愛らしさ、美しさ、そして歌声を愛でるあまり、多くの人が所有したいと望んだのです。こうして、かごの鳥が経済的に流通するということが、ひろく行われるようになったのでしょう。
善し悪しは別にして、代々ひとに飼われてきた鳥は、野鳥とはべつの生き方をしてきた歴史があります。犬がオオカミと違う暮らしをしているように。そこのところを区別しないから、文鳥がかごに入っているといやだなんて言うのでしょうね。でも今、かごのなかの文鳥を野に放したら、生きてはゆけません。それに、自分で小鳥を世話したことのあるひとなら、小鳥たちが寄せてくれる信頼を感じているはずです。だからこそ、野鳥にも思いやりがもてるのではないでしょうか。

メジロ

さて、内田百間は漱石の弟子で、小説家、随筆家。今でいうならエッセイを書いた人です。この人も鳥をたいへん愛好した人でした。でも、今から見ると困ったことばかりしています。この本を読む限り、野鳥を何十羽も飼って、熱心に世話したと思ったら、すぐに飽きてしまい飢え死にさせてしまったり、(雀を捕らえるため?)雀のねぐらを襲おうと、はしごを持ち出したり、ウグイスの品評会にでかけて批評したりしていて、当時の野鳥事情と、百間先生の人となりがよくわかるのです。

ウグイス

やはり、ひどい!ひどいよ百間先生!!ああ、またか。でも、先生だけを責めてもしょうがない。昭和の世になっても、つい最近まで、まだまだ野鳥の扱いはこんなふうだったのです!(合掌)どんなにたくさんの小鳥を飼って、どれだけおおくの小鳥を死なせたかわからない、でも、また飼わずにはいられないほど、小鳥が好きでしょうがない、というのだから、ほんとうにしょうがない人です。

ヤマガラ

その百間先生、なぜか外国の鳥は好かないとおっしゃる。九官鳥、オウム、インコなんかはだめで、日本のすっきりした小鳥の姿がお好み。カナリヤも、こえがやかましくて気に入らず、ダメだと言っています。そこだけはわたしもちょっぴり共感しました。
百間先生が「飼い鳥」というのは、おもに野鳥ばかりで、たいていメジロやノジコ(アオジに似た外来種らしい)を飼っていたと書いてあります。文鳥、十姉妹、金華鳥などの記述はみつかりません。全集は膨大なので、ほかの本にはあるかもしれませんが、まだ探し当てておりません。たぶん、百間先生の「飼い鳥」とは野の鳥のことなのでしょう。ただもう、野の鳥を愛でるあまり、小鳥をそばに置いたのではないでしょうか。
たしかにこういう人が今いたら、たいへん困りものだと思いますが・・・。

追記
百間先生はやはり文鳥を飼っていました。動物の随筆をあつめた『阿呆の鳥飼』のなかに「漱石山房の文鳥」という、まんまの題名がありました(汗)すみませ~ん。百間は高等学校初級のときに、漱石の「文鳥」を読んでいて、このときの飼い方にいろいろ文句を付けています。飼い鳥の世話にかけては精を出していますからね。漱石が面会日としていた木曜会に、百間が手乗り文鳥を自慢げに持って行き、皆の前で披露する様子が描かれています。また困ったことを、百間先生(笑)どこが困ったちゃんなのかは、読むとわかります。ほんとに無邪気なんだから。この本もおすすめなのですが、すでに絶版です。図書館で探してみてください。









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- comments
4 comments
『文鳥』は旧仮名遣いのを読んでこれが文語体なのかなと思ったのですが、それは口語体ですか??文語体っていうのは「~で候」とか「のたまいけるに」とか言うのでしたっけ。。どうもよく分ってません。
でも読書が苦手な私でも「文鳥」だったので読めました(笑)
内田百という方は。。。知りません(汗)
また、そりゃないよ!っていう事が書かれているのかな。。。
かわいそうなのは泣きたい時に借りてみます(笑)
あちらのブログで紹介されていた「ぼくの鳥の巣絵日記」は絵がとっても細かに描かれていて気に入りました♪
ありがとう~
*hikaru*さん
私の持っている本は昭和51年の文庫本なので、「ぶんてう」までは使ってないですね(笑)「ゐ」とか「ゑ」とかは改まっています。漢字も新字に改まっているけど、だいたい原作どおりなので、数が多いです。でも、一番困るのは、字が小さいこと。6ポイントくらいじゃないかな??堪忍してほしいです・・・。
百間先生は無邪気なひとなので、ユーモアがあっておもしろいですよ。昔の文章なのですらすらとは読めないかもしれませんが。今見たらひどいと思っても、百間先生の小鳥を愛するあまりなので許してあげてください(笑)
鈴木まもるさんも、見てくれてありがとう~。図書館にいくと、子供の本のコーナーに鈴木さんの鳥の巣絵本があると思います。ほかのも見てみてください。(夏休みは借出中かもしれない)
鈴木さんの鳥本もまたあらためて紹介しようと思っています。
文人にとって、小鳥はたしなみだったとか。
だから三重吉が漱石に文鳥を勧めたのかもしれません。

百鬼園先生の本はあまり読んだことがないので読んでみたいと思います。
なるほど!!
文鳥堂さま
たしなみ・・・そうかぁ!!知らなかったです。「文人」とわれるひとも、もういなくなってしまいましたね。
『阿呆の鳥飼』には、小鳥話が満載なので、おすすめです。野鳥をかごにいれて飼う話ばかりですが、なぜかこころ惹かれるものがあります。百間先生が、それは懸命に世話しているからでしょう。野鳥はかごに入れても慣らすべきではない(さえずりの美しさに影響するらしい)など、独特の価値観もおもしろいのですが、私は無邪気な百間先生のお人柄が好きになりました。でも、こういう人が傍にいたら、たいへんかも(笑)
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