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min628

Author:min628
いつまでたっても上達しませんが、文鳥や野鳥の写真を撮るのが好きです。ときどき本について書くことがあると、長くて読むのがたいへんです。すみません。(鳥鳥文鳥とは、鳥話の間に時々長文が入るという意味だったらしい)
通称(文鳥の)世話人と呼ばれています(←飼い主とは認めてもらっていないらしい)
写真はサムネイルです。クリックで拡大します。

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三人の女性絵本作家の人生

Tue.27.10.2009 0 comments
『ピーターラビット』シリーズ、『コーギビルのむらまつり』、『ちいさいおうち』・・・この絵本の作者がわかりますか?
正解は、ビアトリクス・ポター、ターシャ・テューダー、ヴァージニア・リー・バートン。
ピーターラビットは有名なキャラクターなので、絵本を読んだことのないひとでも、知っている人は多いでしょう。ターシャさんは昨年92歳で亡くなりましたが、日本では、最近になって絵本よりもそのライフスタイルが有名になりました。では、バートンさんって誰・・・?
今年は、ヴァージニア・リー・バートンさんの生誕100年の年に当たります。(1909年、アメリカ、マサチューセッツ生まれ)

バートンさんの代表作『ちいさいおうち』は、丘の上に建てられた家がたどる、数奇な運命の物語です。1942年に発刊されてから67年間、いまでもずっと読み続けられています。私は、小さいころディズニーのアニメーションで見た覚えがあったのですが、バートンさんの絵本に出会ったのは、もうほとんど大人になってしまってからでした。でも、遅すぎることはありませんでした。それに、感動は絵本の方がはるかに勝っていました!その絵と独特のレイアウトにも目を見張りました。見開きが一枚の絵のようにデザインされていて、文字の位置まで、きちんと計算されて絵の中に組み込まれているのです。私はバートンさんの絵本を探して夢中で読みました。心の奥でことばにならない重たいものを感じつつも、堅苦しくなく、ユーモアがあって、しかも、時代を超えた、たいせつなことを伝えてくれる・・・。そして、子供の絵本で何より大事なことは、最後まで飽きさせないストーリーテリングと、必ず誰もが幸せに思えるハッピーエンドであること!彼女は二人の息子のために絵本を作り始めたのです。
バートンさんはデザイナーとして、ダンサーとして自己表現を求めた芸術家でした。まだ女性が仕事をするということが大変珍しかった時代、主婦にデザインを教えて、フォリーコープデザイナーズという工房まで立ち上げ、すぐれたデザインを提供しました。二人の男の子の母として、絵本作家として、デザイナーとして、工房の代表者、先生として、また、ちいさな農場での畑や動物の世話など、忙しい毎日でした。そんななか、楽しいパーティーを開いて、いつも家族や友人たちとの生活を楽しみました。ダンスがとても上手で、見る人をうっとりさせたそうです。息子のアリスによれば「(母は)ただただ驚異的」という、あまりに多忙な生活がこたえたのでしょうか、残念ながら59歳という若さで亡くなっています。もっと長生きしていたら、今の世の中をどんな絵本にしたことでしょう。

ポターさんは1866年の生まれです。イギリスのビクトリア王朝時代の、上流階級に属する女性でしたから、バートンさんよりさらに、女性には社会的な拘束力が強かった時代です。そのなかで、絵本を出版するということの困難を、乗り越えなければなりませんでした。(絵本の前にも、女性というだけで植物園研究員の職を断られたり、地衣類と菌類の論文を発表できなかったりしています)初恋の人とのロマンス、絵本作家としてデビューするまでのエピソードが『ミス・ポター』という映画になりましたね。その後、おそい結婚を機に農業経営に入ったポターさんは、だんだん絵本の仕事から遠ざかってゆきます。ナショナルトラスト運動に賛同し、湖水地方の自然を永遠のものにし、ピーターラビットの絵本の世界そのものをも、未来に遺しました。
ポターさんの創作の源には、孤独の影がさしていました。ひとりの世界で絵本に没頭することが、ピーターたちの物語を創りあげる魔法の杖だったのです。そして、結婚によって現実的な生活を始めた彼女に、もう魔法は使えなくなってしまったようです・・・。

ターシャさんは、バートンさんより6年後の1915年、同じアメリカ、マサチューセッツのボストンに生まれました。ほぼ同世代ですが、この二人が交流した形跡はみあたらないようです。子供のころから動物を飼うこと、花を育てること、料理、裁縫仕事が大好きで、設計技師の父や画家の母のいる上流社会の暮らしは嫌いでした。そして、田舎暮らしに憧れました。結婚したお相手は、水道も電気もない暮らしについていけなかったようですが、彼女は子供たちとずっとその暮らしを続けました。
ターシャさんは文明の利便性からいっさい遠ざかろうとしました。そして、バーモント州の片隅に移住し、古き良き時代の暮らしと方法を体現し続けることで一生を送りました。それを絵本で表現したのは、生活の手段だったから、と言っています。なのに、いまそのライフスタイルが時代に求められ、マスコミに騒がれ、静かな生活が送れなくなってしまったのは、皮肉なことでした。

時代もライフスタイルも違うけれど、この3人の女性たちは、高い理想をもって芸術作品としての妥協を一切しなかったこと、しかも、それは自分が五感で感じた身の回りの自然や事柄でなければならず、その手で表現したものでなければならなかったこと、最後まで自分自身の生き方を貫いたことなどは、共通していると思います。
人生に成功したように思える彼女たちも、その大部分は子供時代の夢と不遇のいくつか、主婦として、母親としての日々のこまごまとした日常であり、表現者としての語られない葛藤や研鑽の部分なのだ・・・。
どの伝記も、それを感じさせる重い一生が、淡々と語られていました。










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